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2025.09.26

友野一希、観客を盛り上げ「練習積めている証拠かな」 英語での取材対応「何言っていいか分からない」と謙遜 【ネーベルホルン杯男子SP】

 男子SP 演技する友野一希=オーベルストドルフ(撮影・吉田学史)

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 【オーベルストドルフ(ドイツ)共同】フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)ネーベルホルン杯第1日は25日、ドイツのオーベルストドルフで行われ、男子ショートプログラム(SP)で友野一希(第一住建グループ)が今季自己最高の86.43点で3位につけた。
 CSはグランプリ(GP)シリーズに次ぐ格付けの大会で、26日に男子フリーを実施する。

 友野の演技詳細とコメントは次の通り。

 【演技終了直後】

 ※海外メディアによる英語での取材に数分応じた後、共同通信による日本語での取材に対応。

 ―英語、全然問題なかったですね。

 「むちゃくちゃ簡単に(海外メディアの方が)やってくれて。本当はもっと言いたいことあるけど、何て言っていいか分からない(笑)。GoodとSo Soしか言っていない(笑)」

 ―自分一人で頑張ったことが素晴らしいと思いました。

 「ありがとうございました」

 ―SPは内容的にはいいところも、悪いところも。

 「気持ち的にはすごくいい気持ちでウオームアップもできたし、試合への臨み方というのもすごく良かったんですけど。氷に乗った時にちょっと少しナーバスだった。ちょっとだけ緊張もあったし、体も…何て言ったらいいですかね。何かこう反応は良かったんですけど、少しちょっとコントロールがし切れていないなという感じ。でも、6分(間練習)は跳べていたので。そこだけ自信を持ってきていたんですけど。まあまあ、こっち来て練習も2日。(着いた)当日と昨日とだったのでちょっと調整が完全に仕切れていない部分があったんですけど。しっかり今日できることはやれたかなというのと。スタート位置に着いた瞬間に今日はとりあえず地に足が付いた、しっかり今のコンディションでしっかり合格点を出せるように頑張ろう、というふうに。ちょっと高望みし過ぎず、しっかり集中してできたので。ちょっと気持ちが揺れたとしても、しっかり今の状態を把握しながら冷静にできたのは今回すごく良かったなと。そこが一番良かったかなと思うので。そこはしっかり。それができるまでちょっと練習を積めてきたのかな、というのはあるので。あとはもうちょっとしっかりマックスに持っていけるように。明日のフリーも落ち着いてできたらいいと思っています」

男子SPを終え、海外メディアからの要望を受けてオーベルストドルフで滑る喜びを表現する友野一希=オーベルストドルフ(撮影・吉田学史)
吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

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