インタビュー

2025.11.12

りかしん結成、紀平梨花が秘めた思い打ち明けて アイスダンスを始めて靱帯損傷に軽度の肋骨骨折 2030年オリンピックへ、西山真瑚「同じ目標持って頑張れる」

インタビューに応じる紀平梨花と(右)と西山真瑚=11月5日(撮影:大沼廉)

SNSでシェア

 フィギュアスケート女子で全日本選手権2連覇の実績があり、9月にアイスダンス挑戦を表明した紀平梨花(トヨタ自動車)が、東京都内でカップルを組む西山真瑚(オリエンタルバイオ)とともに共同通信などのインタビューに応じた。けがに苦しんだ紀平の約3年間の苦悩や結成からデビュー戦となった西日本選手権までの秘話、2030年冬季オリンピックを目指す2人の覚悟をありのままの言葉で語ってもらった。(聞き手・藤原慎也)

  ―デビュー戦で3位でした。周囲の反響はいかがですか。

  紀平「SNS(交流サイト)などでも私たちの演技を見て、驚いてくださる方がたくさんいて、そういったところはすごくうれしかったですし、そういう期待してくださる皆さんに、これからどんどん成長していくところを見せていけたらって思いました」
 西山「新チームとしてのデビュー戦であり、梨花ちゃんの3年ぶりの試合復帰戦でした。本当にもう、いろんな意味で、すごく皆さんに期待していただいて、本当にありがたかった。ファンの皆さまにスタンディングオベーションもしていただいて、すごく温かくこのチームを迎えてくれてうれしいなっていう気持ちが一番強くて。ただ、その半面、自分たちがもっと本当はできるんだよっていう部分も見せたかったので、そこはちょっと悔いが残りつつ、でも本当にまずは初戦を終えられてうれしく思っています」

西日本選手権 紀平 梨花 西山 真瑚 りかしん
藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。

あわせて読みたい

ピックアップ