インタビュー

2025.05.09

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「滑走屋」直前合宿で語ったアイスダンス挑戦への思い　櫛田育良〝かなだい〟から刺激　

島田 高志郎村元 哉中櫛田 育良滑走屋・広島公演滑走屋スケート教室・事前合宿高橋 大輔
「滑走屋」直前合宿で高橋大輔さんから指導を受ける櫛田育良＝イヨテツスポーツセンター（撮影：井上将志）

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　フィギュアスケート男子で2022年全日本選手権2位の島田高志郎(23)＝木下グループ＝と女子で2024年世界ジュニア選手権5位の櫛田育良(17)＝木下アカデミー＝が9日、アイスダンスの新カップル結成を発表した。島田は種目を転向し、櫛田はシングルとの二刀流に挑む。2人は新たな挑戦を見据え、3月のアイスショー「滑走屋」（広島）では男女ペアになる場面で共演。松山市での直前合宿から、懸命に取り組む姿が印象的だった。
　
　「シングルではジャンプやスピンのエレメンツがすごく大事で、表現面まで気が回らないこともあるけど、そういう面に焦点を合わせてキッチリ動くことは、自分にとってプラスになっています」。練習の合間に取材に応じてくれた初出演の櫛田は、〝かなだい〟こと村元哉中さんと高橋大輔さんから貪欲に吸収しようという熱意に満ちていた。当時は、4月に開催する可能性があったアイスショー「ブルーム・オン・アイス」で結成を発表する見通しだった。

「滑走屋」直前合宿で練習する櫛田育良と島田高志郎＝イヨテツスポーツセンター（撮影：井上将志）
「滑走屋」直前合宿で練習する櫛田育良と島田高志郎＝イヨテツスポーツセンター（撮影：井上将志）
井上 将志

この記事を書いた人

井上 将志 (いのうえ・まさし)

2003年共同通信入社。名古屋でプロ野球中日、フィギュアスケート、本社運動部でフィギュア、体操、東京五輪組織委員会を中心に担当。五輪は10年バンクーバーから夏冬計7大会を取材した。ジュネーブ支局時代は欧州を中心に世界各地をカバー。東京都出身。

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