インタビュー

2025.08.28

【独自】ランビエル氏、佐久間陸にイメージ伝授 「昌磨が若い頃も身のこなしが優れていた」 サマーキャンプ「ジスランの指導には感謝」 

シャンペリーサマーキャンプ2025 ステファン ランビエル

SNSでシェア

 アルプス山脈の中腹にあるスイスのシャンペリー。その高台にあるレストランで、フィギュアスケート男子で2006年トリノ冬季オリンピック銀メダリストのステファン・ランビエル氏が共同通信の単独インタビューに応じた。昨季の全日本ノービス選手権男子覇者の佐久間陸(福岡オリエンタルバイオアカデミー)も参加した7月のサマーキャンプや拠点を置くシャンペリーでの生活のほか、かつての教え子でアイスダンスに転向した島田高志郎(木下グループ)、Ice Braveで共演した宇野昌磨さんについてもあふれる愛情で熱く語った。2回続きで紹介する。(聞き手 吉田学史)

 【ランビエル氏インタビュー2回続きの(上)】

シャンペリーサマーキャンプ2025 レストランで取材に応じるステファン ランビエル

 ―サマーキャンプに参加した佐久間選手と1時間、1対1でレッスンを行いました。彼の印象はいかがでしたか。

 「陸と(個別に)フルのセッションができて、とてもうれしかったです。彼が日本に戻った際に練習してほしいことに集中して取り組むことができました。今回のセッションで十分な時間をともに過ごせたため、彼に良い影響をもたらせたと思います。キャンプ中は氷上に多くのスケーターがいるため、(今回と)同じようにはいかなかったかもしれません。今回は貸し切りだったので非常に良い条件で練習できましたし、私もイメージを具体的につくれました。彼が日本に戻った際にそのイメージを活用してもらえることを願っています。ですから、この時間を取れたことは本当にうれしく思っています」

 「彼は技術を磨く必要があり、自分のやるべきことに集中することが重要です。もちろん、キャンプのすごい熱気は好きですけどね。グループ練習は活力に満ちたところが良い点です。誰かが良い滑りをしているのを見ると、自分も頑張ろうというモチベーションになります。そのため、両方の条件で練習できたことは本当に良かったです」

吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

あわせて読みたい

ピックアップ