若きアスリートの参考モデルになれば光栄 セカンドキャリア問題も『汽水域』がキーワード 町田樹さん、単独インタビュー(下)

2014年ソチ冬季オリンピック男子ショートプログラムで演技する町田樹=2014年2月13日、ソチ(共同)

 2014年12月の全日本選手権で突如、現役引退を発表した町田樹さん。プロスケーターとしても活躍し、現在は国学院大学人間開発学部健康体育学科の准教授として多方面での活動にいそしむ。このたび共同通信の単独インタビューに応じ、引退から現在に至る約10年の歩みについて2回にわたって紹介する。後半ではセカンドキャリアに対する考え、研究者としての挑戦などを語った。(聞き手 品川絵里)

町田樹さんインタビュー(上)はこちら フィギュアはスポーツか?アートか? 「『汽水域』であることこそ醍醐味」 町田樹さん、単独インタビュー(上)

単独インタビューで語る町田樹さん=3月20日、名古屋市
品川 絵里

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品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。