【世界国別対抗戦】第1日で日本2位発進、SPで坂本2位、鍵山4位 V2狙う米国がトップ

世界国別対抗戦 坂本 花織

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は17日、東京体育館で開幕して3種目が行われ、4大会ぶりの優勝を目指す日本は順位点の合計44点で2位につけた。女子ショートプログラム(SP)で坂本花織(シスメックス)は75・54点で2位、千葉百音(木下アカデミー)は69・66点で4位。
 男子SPの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は93・73点で4位。4回転を予定したフリップが3回転になって転倒した。佐藤駿(エームサービス・明大)は93・68点で5位。アイスダンスのリズムダンス(RD)で吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)は6位だった。
 2連覇を狙う米国が52点で首位発進。SPの男子でイリア・マリニンが106・08点、女子でアリサ・リュウが75・70点、RDでマディソン・チョック、エバン・ベーツ組が今季世界最高の91・25点を出し、各種目の世界選手権覇者がいずれも1位となった。
 2年ごとの開催で、日本は過去2大会連続3位。6カ国で争い、男女各2人、ペアとアイスダンス各1組が演技する。