フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表1次選考会を兼ねる東京選手権が19日、江東区の東京辰巳アイスアリーナで開幕し、女子ショートプログラム(SP)は住吉(すみよし)りをん(オリエンタルバイオ・明大)が67・00点で首位に立った。6日に開業した都立初の通年型スケートリンクで最初の試合。
新リンクの氷の印象は選手によってさまざま。場内は上着が不要な温度で、汗だくでSPを終えた渡辺倫果(三和建装・法大)は「表面が軟らかく(ジャンプの踏み切りで)エッジ系ははまりやすい。沼にはまるような感覚」。江川マリア(明大)は「好きな硬めの氷でジャンプもうまく合わせられた」と対照的だった。