【オーベルストドルフ(ドイツ)共同】フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)ネーベルホルン杯は25日、ドイツのオーベルストドルフで開幕する。24日は試合会場で公式練習が始まり、ペアで昨季世界選手権覇者の三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)はスロージャンプやツイストリフトを入念に確認した。
2人は9月上旬のCS木下グループ杯を制するなど好調で、三浦は「(2人が)組んだ中で一番いい練習ができている。自分たちに勝つことを目標に頑張りたい」と語った。木原は「動きがすごく良かった。しっかりできるという自信は持っている」と胸を張った。
ペアと同じく25日にショートプログラム(SP)が行われる男子の友野一希(ともの・かずき)(第一住建グループ)と壷井達也(つぼい・たつや)(シスメックス)はサルコー、トーループの4回転を着氷。友野は「リンクが本当によく滑る。ジャンプのコントロールをすることが大事になる」と強調。壷井は「いい練習ができた。(SPとフリーの合計)250点以上を目標にやりたい」と語った。