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2025.10.01

オリンピック目指す友野一希、第一住建グループと所属契約更新 「競技人生を懸けた大きな夢へ、これまで以上に精進」

第一住建グループとの所属契約を更新した友野一希

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 第一住建グループ(大阪市中央区)は1日、フィギュアスケート男子で世界選手権3度出場の友野一希と所属契約を更新したと発表した。大阪府出身で27歳の友野は2023年にパートナー契約を結び、昨季から同社所属で活動。来年2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックを目指しており「温かいご支援を力に、競技人生をかけた大きな夢に向かって、これまで以上に精進してまいります」とコメントした。

 第一住建グループは「今季は、重要なオリンピックシーズンを迎えます。共に大きな目標を掲げて取り組む同志として、また、友野選手の音楽と一体となった表現力あふれる才能豊かなスケーティングに感銘を受け、2025~26シーズンも所属選手として契約を締結させていただくこととなりました」と説明した。

 オリンピック初代表を目指す今シーズンを、集大成と位置付けている友野のコメントは次の通り。

 「ご縁をいただき、これまで築いてきた信頼関係と絆のもと、第一住建グループの所属選手として引き続きサポートいただけることを大変うれしく思います。今シーズンは、温かいご支援を力に、自身の競技人生をかけた大きな夢に向かって、これまで以上に精進してまいります。引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします」

「INOVE AWARD」にサプライズで登場した友野一希、この場で所属契約が社員に伝えられた=2024年8月(第一住建グループ提供)

友野一希と第一住建グループの「絆」を深掘りした連載『銀盤の舞台裏』はこちら

(上)友野一希と第一住建グループ広報が明かす不思議な「縁」 偶然に偶然が重なった2017年の秋 全ての始まりはあの試合だった

(中)一度は断られた所属契約 第一住建グループ広報の心を動かした友野一希の言葉とは

(下)「縁」と「絆」に導かれた物語は最終章へ 友野一希「応援してもらえるアスリートに」 支援の第一住建グループに訪れた変化とは
品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。

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