フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズに臨む日本勢が1日、東京都内で記者会見し、女子の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)は本格化する2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪シーズンを見据え「やる気スイッチはバリバリ入っている。現役ラストシーズンを全力でやっていきたい」と意気込んだ。
男子の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)は「Step by Step(一歩ずつ)」をテーマに掲げ「僕にしかできない表現など、自分のスケートを追求していきたい」と話した。
坂本はGPで第1戦フランス大会(17~19日・アンジェ)と第4戦NHK杯(11月7、8日・大阪)、鍵山はNHK杯と第6戦フィンランド大会(同21、22日・ヘルシンキ)に出場。シリーズ上位6人が進むファイナルで日本勢上位2人は五輪代表の選考対象となる。
会見には男子の佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)壷井達也(つぼい・たつや)(シスメックス)山本草太(やまもと・そうた)(MIXI)三浦佳生(みうら・かお)(オリエンタルバイオ・明大)、女子の千葉百音(ちば・もね)(木下グループ)樋口新葉(ひぐち・わかば)(ノエビア)渡辺倫果(わたなべ・りんか)(三和建装・法大)らも出席した。