フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ最終第7戦アラブ首長国連邦(UAE)大会は10日、アブダビで行われ、女子は16歳の島田麻央(木下グループ)が合計201.17点で今季GP2連勝を果たし、4連覇が懸かる12月のジュニアGPファイナル(名古屋)にシリーズ総合トップで進出した。
フリーはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功してシーズンベストの135.99点をマークし、ショートプログラム(SP)に続いてトップだった。4回転トーループは回避した。


母が日本人でオーストラリア代表のハナ・バース(石崎波奈)は合計192.72点で、ジュニアGP6戦目にして初の表彰台となる2位。トリプルアクセル―3回転トーループの連続ジャンプと単発のトリプルアクセルを決めたフリーで2位となり、SPから順位を一つ上げた。
櫛田育良(木下アカデミー)はSP5位、フリー9位の合計169.24点で5位だった。(共同)
