大阪・関西万博のイタリア館で13日、閉館式典が開かれた。フィギュアスケートで2014年ソチ冬季オリンピック女子銅メダリストのカロリナ・コストナーさんや2018年平昌冬季オリンピック女子代表の宮原知子さんらが参加し、同館に展示されていた2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックの聖火リレーに使われるトーチ2本が返還された。
聖火リレーでランナーを務めるコストナーさんは万博について「感動でいっぱい。日本の皆さんのことを長く記憶する」と話した。宮原さんはスポーツの力を問われ「年齢や言葉や文化の垣根を越え、人々がつながるチャンスを与えてくれるもの」と語った。
パビリオン前には1日限定で特設スケートリンクが登場。式典後、少しでも滑りたいと来場者が長い行列をつくった。
2026年冬季オリンピック聖火リレーに使用するトーチ2本返還 万博イタリア館で閉館式典にコストナーさんや宮原知子さん
