【アンジェ(フランス)共同】フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪シーズン本格化を告げるグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス大会は17日、アンジェで開幕し、ペアのショートプログラム(SP)は昨季世界選手権覇者の三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)が79・44点でトップに立った。
三浦、木原組のSPは洗練されていた。「力を抜き、自分たちらしい滑りが最初から最後までできた」と貫禄たっぷりな三浦。2季前に世界選手権を制したカナダのペアに5・18点の大差をつけ、GP開幕戦での優勝に大きく前進した。