【アンジェ(フランス)共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕戦、フランス大会は19日までアンジェで行われ、17歳の中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)が今季世界最高の合計227・08点で日本女子3人目のGP初出場優勝を果たした。ショートプログラム(SP)、フリーともにトップ。
待望の新ヒロイン誕生だ。17歳の中井はSPで成功したフリー冒頭の大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷をこらえると、その後はほぼ完璧な内容で合計の自己ベストを21点以上も更新。昨季世界選手権の優勝得点を上回り「運良く表彰台に乗れたらと思っていた。(立場が)180度変わった」と驚きの色を隠せなかった。
あわせて読みたい



けが乗り越え復調の山下真瑚 軽快な滑りが戻り「今はすごく楽しい」
2025.06.06

がん乗り越え、8季ぶり復帰「楽しみ」 アイスダンスのシブタニきょうだい
2025.05.13

2030年の夢追う島田麻央 年齢制限、勝負は5年後
2025.04.17

フィギュア王国の有望株 国際大会で活躍の14歳岡田芽依
2025.03.29