フィギュアスケート女子で17歳の島田麻央(木下グループ)が13日、スポーツと音楽の発展に取り組む人材を表彰する服部真二賞の授賞式に東京都内で出席し、陸上女子やり投げの北口榛花(JAL)も登壇した式典で「このような素晴らしい皆さまと受賞できたことを励みに、これからも努力していきたい」とあいさつした。
昨季はショートプログラム(SP)で「ウィキッド」を演じ、勉強のため劇団四季のミュージカルを鑑賞。稽古も体験させてもらったという。12月のジュニア・グランプリ(GP)ファイナル(名古屋)と来年3月の世界選手権(エストニア)でいずれも4連覇を目指す今シーズンは、フリーの楽曲にロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが作曲した「ミラクル」を採用。「世界的アーティストの(ディナー)ショーにご招待いただいたりと、貴重な経験をさせていただいている。このような経験ができたのも、自分一人だけではなく、たくさんの方々に支えられてできているんだなと実感している」と感謝の思いを口にした。
北口が報道陣の取材に対応している場に飛び入りで参加し「ご飯系の勝負飯はありますか?」と質問する場面も。授賞式で「2028年ロサンゼルス五輪でまた金メダルを取れるように、進化していかないと」と述べた北口は「1カ所ばかりで試合しない。いろんなところに行って試合をする。その場所の有名なもので試合前に食べれそうなもの(笑)その土地に行ったことを楽しむようにしている。(食べるのは)試合の後でもいいと思います(笑)」と優しく答えた。
北口は日本オリンピック委員会(JOC)のシンボルアスリートとして島田と面識があったと言い「(体重管理で)食事とか難しい部分もあると思うが、楽しめるところは楽しめるようにしてもらったらいいかな」と気遣った。









