フィギュアスケート女子の17歳(さい)、島田麻央(しまだまお)選手が6日まで名古屋市で行われたジュニア・グランプリ(GP)ファイナルで史上(しじょう)初の4連覇(れんぱ)を果たしました。ショートプログラム(SP)、フリーともに今季自己(じこ)ベストを出して2位の韓国選手に19・47点の大差で圧勝(あっしょう)し「自国開催(かいさい)の特別な舞台(ぶたい)で優勝(ゆうしょう)できてうれしい」と喜(よろこ)びました。
ジュニアでは4シーズン無敗です。今大会は出場全6選手がフリーで大技(おおわざ)のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑(いど)むハイレベルな争いでしたが「自分も跳(と)ばなきゃと頑張(がんば)れた」と落ち着いていました。演技(えんぎ)冒頭(ぼうとう)に大技を鮮(あざ)やかに決めると、さらに高難度(なんど)の4回転トーループは転倒(てんとう)しましたが、その後はスピンを含(ふく)めて非(ひ)の打ちどころのない演技でした。
昨季はシニアも出場する全日本選手権(せんしゅけん)で2位に入り、実力を示(しめ)しましたが、年齢制限(ねんれいせいげん)で来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪には出場できません。それでも本人は2030年五輪を見据(す)え「シニアにも負けないという気持ちを持って臨(のぞ)みたい」と努力を続けます。











