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2026.09.04

中井亜美、オリンピックで出した自己ベスト更新 銅メダリストの肩書にふさわしい演技でSPトップ 

木下グループ杯 中井 亜美

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 フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ、木下グループ杯は4日、東京・田中貴金属アイスアリーナで開幕し、女子ショートプログラム(SP)はミラノ・コルティナ冬季オリンピック銅メダルの中井亜美(TOKIOインカラミ)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、80・27点で首位発進した。
 オリンピック銅メダリストの肩書にふさわしい演技だった。今季初戦の中井がオリンピックで出した自己ベストを更新し、唯一の80点台。演技後は目を丸くして拳を握り「正直びっくり。(うまく)できる自信はあったが、まさか現実になるとは」とおなじみの笑顔がはじけた。
 冒頭に武器の3回転半を成功。今夏、カナダに渡り「ミリ単位」まで調整し、自信をつけた大技から勢いに乗った。ジャンプを全て決め、スピンも全て最高難度のレベル4。新境地のタンゴを情感豊かに演じ、技術点ではジュニア時代のライバル島田を上回った。
 飛躍を遂げたシニア1年目の昨季、オリンピック後は燃え尽きの症状に悩まされた。中庭健介コーチらに「今(状態を)上げなくても今後、絶対に上がるから大丈夫」と声をかけられ「ネガティブな感情がなくなり、集中できるようになった」と克服し、精神面でタフさが増した。
 注目が集まる島田麻央(木下グループ)とアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)らロシア勢の対決に割って入るようにトップに立った。フリーでも3回転半の成功を誓い「皆さんに楽しんでもらいたい」と無欲に笑った。

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