フィギュアスケートのペアで世界選手権覇者としてミラノ・コルティナ冬季オリンピックのシーズンを迎えた三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)。メインコーチのブルーノ・マルコット氏のインタビュー連載の第3回はフランスのアンジェで行われたグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス大会を取り上げます。ショートプログラム(SP)とフリーの合計219・15点で優勝した一戦について分析してもらい、ファンから集まった質問にも快く応じてもらいました。
―今大会を振り返っていかがですか。2位になったカナダの元世界チャンピオンペアに対して20点以上の差をつけた圧勝でした。
「ドイツのオーベルストドルフで行われたネーベルホルン杯の後はフリーの中盤部分に集中して取り組むことが焦点でした。木下グループ杯とネーベルホルン杯ではその(中盤の)部分で多くの問題が起きていたからです。フランスに来る前にトレーニング計画を少し変更し、その部分にさらに重点を置いて練習しました。そしてそれが実を結んだと思います。私たちが本当に集中して取り組んだことが、今週に全て達成できたことが良い点だと思います。それが本当にポジティブなことですね」











