フィギュアスケートのペアで世界選手権覇者としてミラノ・コルティナ冬季オリンピックのシーズンを迎えた三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)。メインコーチのブルーノ・マルコット氏のインタビュー連載の第7回目は2月の五輪を取り上げます。日本の団体銀メダルに貢献し、個人戦ではショートプログラム(SP)5位からフリーで歴代最高得点の158・13点をマークして五輪史上最大の逆転優勝。日本を、世界を熱狂させました。今も記憶に鮮明に残る名勝負を3回続きで振り返ります。
※インタビューは3月2日に実施
―最も大きな大会を最高の結果で終えました。まだ夢心地ですか、それとも現実に戻ってますか。
「もし日本にいるなら、もっと長く夢の中にいたと思います。というのも日本での状況をずっと追っていて、(世界ジュニア選手権でエストニアのタリンに滞在中のため)今日もたくさんの日本のスケーターに会ったんですが、彼らが『テレビでどこを見てもりくりゅうの話題ばかりで、本当に熱狂的だよ』って教えてくれたんです。だから、もし彼らと一緒に日本に戻っていたら、きっともっと長くその瞬間を楽しんでいたと思います。でも、そうではありません。帰国した時の飛行機の中は結構、面白かったんですよ。帰りの便にはスケートファンがたくさん乗っていましたから。でも、帰国した途端、もう現実に戻るんですよね。それは間違いないです」
―全日本選手権の時に三浦選手が肩を負傷しましたが、改めてオリンピックに向けた準備は順調に進んだのでしょうか。困難はありましたか。
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