坂本花織「次に進むためのSP、決して終わりではない」 指導者へ「現役の間にできることやっていい流れを」 樋口新葉との旅行でリフレッシュ(囲み取材コメント全文)

スケートリンク「シスメックス神戸アイスキャンパス」の開業セレモニーを終え、記者の質問に笑顔で答える坂本花織=20日、神戸市中央区

 フィギュアスケート女子の坂本花織(25)=シスメックス=が20日、地元の神戸市に新設されたリンク「シスメックス神戸アイスキャンパス」の開業セレモニーに参加し、囲み取材でミラノ・コルティナ冬季オリンピックが行われる来年で引退することを明らかにした。 引退後は指導者を目指す。

 坂本のコメント全文は次の通り。

 ―オープニングイベントを終え、今の気持ちは。

 「この会場に入ってからテンションが上がりすぎて、ここに並んでいるお花とかを見て、いよいよこの日が来たんだなという感じで。本当に、すごいうれしい気持ちで滑りました」

 ―シスメックス所属の4人での演技もあった。

 「めっちゃ間違えました。やばいみたいな感じの顔に何回かなりつつ、しかも正面にカメラマンさんがいることを忘れて、すごいギリギリ通っちゃって、ちょっと危ない思いをさせてしまったのがちょっと反省点です」

スケートリンク「シスメックス神戸アイスキャンパス」の開業セレモニーで、演技を披露する坂本花織=20日、神戸市中央区