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2025.08.09

鍵山優真、4回転フリップ入れて自己ベストを  持っている武器で「もっと上げていくために」 【サマーカップ男子SP後】

サマーカップ 鍵山 優真

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 木下カンセープレゼンツ サマーカップ2025 フィギュアスケート競技会は9日、大津市の木下カンセーアイスアリーナで行われ、男子ショートプログラム(SP)は鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が84・94点で首位に立った。山本草太(MIXI)が83・72点で2位、中村俊介(木下アカデミー)が81・06点で3位。

 鍵山のコメント全文は次の通り。

 ―ショートプログラムを振り返って。

 「そうですね。4回転トーループはちょっと回りすぎちゃったんですけど、フリップはちょっと練習の時より踏み切る力が少し弱かったので、ちょっとこう、メリハリが足りなくて転んでしまったなっていう形になったという話を父(正和コーチ)とキスクラで待っている間にしていました。トリプルアクセルはしっかりと立て直せたので、そこから良かったと思いますけれども、ジャンプのミスがちょっとこう、トーループが終わってからの気持ちの切り替えは、頑張ろうっていう気持ちはあったんですけれども、ちょっとこう、少し慎重になってしまったなっていうのが率直な感想です」

 ―新プログラムについてですが、ちょっと個性的な衣装かなと思うんですけど、どういったテーマでつくられた。

 「プログラムはその、オリンピックシーズンで曲選びっていうのがすごく大事になってくるので、今までやってきた中からこういうジャズ調のプログラムをやりたかったので、そういうふうになりましたけど、衣装自体はまだ仮のものなので、次の試合で完成するかなっていうふうに思っています」

 ―今大会に向けて、どんな調整をしましたか。

 「この試合の目的っていうのは(7月の)名古屋の試合と一緒で、練習の延長線上というふうに考えているので、その自分の練習の実力を知るための大会だというふうに認識しているので、この結果が今の自分の実力なんだというふうに思います」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。

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