木下カンセープレゼンツ サマーカップ2025 フィギュアスケート競技会は12日、大津市の木下カンセーアイスアリーナで行われ、女子はショートプログラム(SP)3位の中井亜美(TOKIOインカラミ)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めたフリーで2位となり、合計192・84点で逆転優勝した。SP6位の千葉百音(木下グループ)がフリー1位の合計192・44点で2位。右足首と股関節のけがからの復帰戦となった三原舞依が3位、SP首位の三宅咲綺(ともにシスメックス)が4位となった。

三原のコメント全文は次の通り。
―フリーを終えて。
「最後のポーズで終わってから、もしかして夢なのかなって一瞬思っちゃって、しばらく動けなかったですけど、すごく大きな歓声をいただけて、観客席を見ると、たくさんのバナーとすてきな笑顔があったので、あ、現実だと思って。そこで自分でも、滑り切れたんだって、喜びがすごく出てきました」
―ガッツポーズも出た。
「今日は、本当に、目標とするミスなく最後まで、ノーミスで演技をするっていうのをできたので、自分の想像以上のものが出しきれたので100点、120点くらいの、自分の中での点数かなと思うんですけど、やはり全日本の最終グループ、表彰台を目指すってなると、まだまだ足りないので、スタートラインに立てたくらいの、試合の感覚をつかむことができた試合だったと思います。ここからまた頑張って上を目指したい」
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