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2025.08.12

三原舞依、終わりを決めずに行けるところまで 「まだまだ上を目指してレベルアップした姿を」 【サマーカップ女子フリー後】

サマーカップ 三原 舞依

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 木下カンセープレゼンツ サマーカップ2025 フィギュアスケート競技会は12日、大津市の木下カンセーアイスアリーナで行われ、女子はショートプログラム(SP)3位の中井亜美(TOKIOインカラミ)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めたフリーで2位となり、合計192・84点で逆転優勝した。SP6位の千葉百音(木下グループ)がフリー1位の合計192・44点で2位。右足首と股関節のけがからの復帰戦となった三原舞依が3位、SP首位の三宅咲綺(ともにシスメックス)が4位となった。

 三原のコメント全文は次の通り。

 ―フリーを終えて。

 「最後のポーズで終わってから、もしかして夢なのかなって一瞬思っちゃって、しばらく動けなかったですけど、すごく大きな歓声をいただけて、観客席を見ると、たくさんのバナーとすてきな笑顔があったので、あ、現実だと思って。そこで自分でも、滑り切れたんだって、喜びがすごく出てきました」

 ―ガッツポーズも出た。

 「今日は、本当に、目標とするミスなく最後まで、ノーミスで演技をするっていうのをできたので、自分の想像以上のものが出しきれたので100点、120点くらいの、自分の中での点数かなと思うんですけど、やはり全日本の最終グループ、表彰台を目指すってなると、まだまだ足りないので、スタートラインに立てたくらいの、試合の感覚をつかむことができた試合だったと思います。ここからまた頑張って上を目指したい」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。

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