都立初の通年型スケートリンク「東京辰巳アイスアリーナ」(江東区)が6日に開業し、記念イベントが行われた。フィギュアスケートで「かなだい」ことアイスダンスの高橋大輔さんと村元哉中さんが演技を披露し、2006年トリノ冬季オリンピック金メダルの荒川静香さんや東京都の小池百合子知事らも出席。「水泳の聖地」として親しまれた東京辰巳国際水泳場を改修し、新たに生まれた氷上競技の拠点が華々しく幕を開けた。
現役選手も登場し、地元東京都出身の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)や蛯原大弥(東京・駒場学園高)、高木謡(太陽生命)が演技後に取材に応じた。(取材・鍋田実希)
3人のコメントは次の通り。
-リンクを滑られていかがでしたか。
住吉「すごく広い、こういう立派なリンクが東京都内にできたっていうことがすごく、都民として誇らしいですし、このリンクでこのオープン記念で滑らせていただいて、すごく楽しく滑ることができて、すごくうれしかったです」
蛯原「はい。ええ、僕はもともと、シチズン・クラブというスケート場の出身で、4年前に閉鎖してしまって、今、神宮に移籍して練習しているという形なので、本当に東京都にまた新しくスケート場ができ、練習環境が良くなるというのは、とてもうれしく思いますし、こういったオープニングセレモニーにも参加させていただき、本当にとてもうれしく思います」
高木「東京都で生まれたので、こういう貴重な場で滑ることができてすごくうれしいですし、ここのリンクで試合をすることもあると思うので、すごく貴重な経験ができたなと思います」
