【ベルガモ(イタリア)共同=大沢祥平】フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)ロンバルディア杯第2日は13日、イタリアのベルガモで行われ、女子でシニアの国際大会デビュー戦だった17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)がショートプログラム(SP)5位、フリー2位の合計206.04点で2位に入った。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は転倒に終わったが、その後はミスのない滑りで表彰台に上がった。
SP3位の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)がフリーはトップの合計209.59点で逆転優勝。松生理乃(中京大)はSPから一つ下げて170.72点で8位。SP首位の世界女王アリサ・リュウ(米国)はフリー5位の合計197.84点で4位に終わった。
CSはグランプリ(GP)シリーズに次ぐ格付けの大会。日本女子の3選手は、いずれもミラノ・コルティナ冬季オリンピックシーズンの国際大会初戦だった。

中井のフリー演技詳細とコメント全文は次の通り。


フリー演技直後のコメント
―悔しい!という声もありましたが、今日の演技は。
「そうですね、朝の練習がすごく良かったわけじゃなくて(トリプル)アクセルも着氷できなかったんですけど、朝の練習が終わった後から中庭先生と話して、アクセルのコースだったり、どこができていないのかというのを先生と話し合って、アップの中でそういうイメージをしていたので、今回の6分間で着氷させることができて、修正の力だったり、悪いところからどうやって良くする、というのを今回の試合で経験することができて、そこが一番良かったところかなと思います」