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2025.10.21

高橋大輔さんが感じた『氷艶』と『元禄おんな忠臣蔵』の共通点 多彩なプロが生み出す新世界【「名古屋をどりNEO傾奇者」リハーサル前囲み取材】

名古屋をどり2025 高橋 大輔

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 フィギュアスケートの元世界王者の高橋大輔さんが10日、名古屋市の岡谷鋼機名古屋公会堂で11、12日行われた「名古屋をどりNEO傾奇者(第78回名古屋をどり)」の公開リハーサルに参加した。

 公演は二部制で、高橋さんは第二部で上演されるNEO舞踊劇「元禄おんな忠臣蔵」で大石主税役を演じた。映画出演など、フィギュアスケートにとどまらない活躍の場を広げる高橋さんが日本舞踊に初挑戦。恋に苦しむ娘を白鷺の姿に重ねた「鷺娘」を舞った。

 「名古屋をどり」は名古屋で75年以上続く日本舞踊の公演。伝統文化と現代の表現を織り交ぜたエンターテインメントを展開する。高橋さんと「NEWS」増田貴久さんがダブル主演したアイスショー「氷艶」で演出を務めた映画監督の堤幸彦さんが演出協力した。

 リハーサルに先立ち、高橋さんが取材に応じた詳細は以下の通り。

 -映画とかスケート以外の場に活躍の場を広げていらっしゃると思うんですけど、この間の最初の記者会見の映像でも「新しい自分を見つけることができるのではないか」というようなことをおっしゃっていました。今回は何か見つかりましたか。

 「どうですかね~。いや、でも本当に今回『鷺娘』っていうものを日本舞踊で踊らさせていただくんですけど。やっぱり、あの、普段自分がやっている表現と全然また違う形の表現だったりとかするので。なんかこう『間(ま)』であったりとか、 首の使い方であったりとか、腕の使い方であったりとか。なんていうんですかね。静の美しさみたいなものだったり、見せ方の違いといったところが、すごく面白いです」

 「僕が見てた以上にハードなんだなっていうのをやってみて思いました。結構体に負担がかかるというか、こんなにも足にくるんだとか。僕も滑ったり、踊ったりしてるんで。 まあ、足の方は大丈夫だろうと思ったんですけど、結構、意外に筋肉痛というか、足に来てるなみたいなところがあって。結構難しかったですね」

前山 千尋

この記事を書いた人

前山 千尋 (まえやま・ちひろ)

デジタルコンテンツ部記者。2007年入社。青森、京都支局を経て、文化部で美術や建築、教育、ジェンダー問題などを担当してきた。山梨県出身。

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