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2025.11.17

樋口新葉、最後のGP「目標のレベルが低すぎるので、先生に『滑りきれたよ』って言われたのも、自分としては悔しくて」【GPスケートアメリカ女子フリー】

 キスアンドクライで得点を聞く樋口新葉。右は岡島功治コーチ=レークプラシッド(共同)

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 【レークプラシッド共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、スケートアメリカ最終日は16日、米レークプラシッドで行われ、女子でショートプログラム(SP)8位の樋口新葉(ノエビア)はフリーは11位となり、合計159.40点で11位に終わった。

 樋口の演技詳細とコメント全文は以下の通り。

 ―お疲れさまでした。

 「ありがとうございます」

 ―悔しい思いがあると思います、演技を振り返って。

 「6分間(練習)は公式練習よりも、いい滑りができたんですけど。本番で最初のジャンプから、ちょっとタイミングが狂ってしまって。(3回転)ルッツで立て直したかなと思ったんですけど、2個目のルッツからまた、ちょっとこう自分のタイミングではないジャンプだったので。なんかこう、全体的にスピードがないなって思いながら滑っていたりとか、ちょっと思うように体が動かなかったなと思います」

 ―今の涙、どんな思いからでしょう。

 「うーんと、もちろん悔しい思いっていうのが一番大きいんですけど。自分が最後のシーズンっていうことで、コーチだったりとか、周りの人に、すごく支えてもらってるのが…。まあ、けがをしてるっていうのもあって、すごく(支えられていると)感じていた中で。自分は結果で恩返しをしたりだとか、いい演技を見せて、周りの人に影響を与えていきたいという風に思っていたんですけど。それが今日はできなかったので、なんか申し訳ない気持ちです」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。

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