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2025.11.23

千葉百音「全力投球してぶつかり合って、自分の成果が出せたときが、本当にすがすがしく、潔く、自分にも勝てたなと思えるような瞬間」【GP第6戦フィンランディア杯女子フリー】

 女子で優勝した千葉百音=ヘルシンキ(共同)

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 【ヘルシンキ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、フィンランディア杯最終日は22日、ヘルシンキで行われ、女子はショートプログラム(SP)2位の千葉百音(木下グループ)がフリー1位の合計217.22点でGP2連勝を果たし、ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表選考で重要な位置付けとなるGPファイナル(12月4~6日・名古屋)に進出した。

 千葉の演技詳細とコメント全文は以下の通り。

【囲み取材】

 ―会心のガッツポーズが出ました。

 「はい、もう。完璧とは言えない…まあ、気持ちの持っていき方はショートより良くて。ジャンプの一つ一つの質で言うと、ショート同様にちょっと悔しいジャンプもあり、みたいな。ちょっと冒頭の3―3(2連続3回転)のトーループに『q』がついてしまったんですけど。でもルッツは2本ともマークがつかなかったのがフリーの成果だと思います」

 ―自信を持って滑っていたように見えました。

 「結構、ここの滑り心地、初日から感じていたんですけど、ちょっとフワフワしていて。ウエートをしっかり乗せられているかどうかは分かりにくい、みたいな感覚だったんですけど。ジャンプ、それでもしっかり足を信じ続けて跳んで降りてこられたので。それが今回の良かったところかなと思います」

吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

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