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2026.02.09

選手たちがメダル取れる状況までつくり出した 竹内洋輔監督「今日までの全ての演技が誇らしい」 【ミラノ五輪団体表彰式後】

竹内洋輔監督=2025年12月、国立代々木競技場

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 8日のフィギュアスケート団体で日本が2大会連続の銀メダルを獲得した。順位点合計68点で、2連覇を果たしたアメリカに1点及ばなかった。イタリアが60点で初表彰台の3位。

 表彰式後の竹内洋輔監督のコメントは次の通り。 

 

団体で銀メダルを獲得し、表彰台に上がる日本チーム。左からアイスダンスの森田真沙也、吉田唄菜、ペアの木原龍一、三浦璃来、女子の坂本花織、男子の佐藤駿、鍵山優真=ミラノ(共同)

 ―2大会連続の銀メダルということで、総括お願いします。

 「まずは、今日までの全ての選手の演技を僕はすごく誇らしく思って、とにかく選手たちが最高のチームだと言って、ここまでずっとやってきたものっていうのが、あと少しというところはありました。けれども選手はそこに対しての達成感だったりとか、最高のチームだとみんな言って、ここの結果に上り詰められたと思います」
 
 「北京の時とは違う、自分たちで狙えるべきところまで来て、そしてあそこまでのところまで行ったというところが、本当に選手、コーチ、すべてのスタッフのサポート、また応援してくださったみなさんのおかげでここまでくることができた。2014年のソチオリンピックの時には、まだ団体戦というところで日本が全く(メダルを)取れる状況ではなかった。その中で木原君を中心にやってきて、この紡いできたものが、自分たちでそのメダルを取れるようになってきた。彼らがこういったところまで作り出してきたというのが一番大きかったというふうに思います」

 ―1点足りなかったというところで言いますと、やはりアイスダンスのところはかなり厳しかったと思うんですけど、この点をどう強化していくのか?

 「実際には、彼らがやるべきことというのはやり切ったというふうに思います。この試合というのは順位点ですので、やはりその相対的な場のところで勝たなければいけない。たった10カ国しかいない中で、その順位を上げるというのは想像以上に難しい中で、彼ら自身がすべき仕事というのはしてきた。アメリカに勝つというのが難しいですけども、全員がここまで演技をやることによって、女子が終わったタイミングのところでは、1位に行くことができて、合計8種別の中で五つ1位を取った。日本の力というのがここまで上がって、選手たちもそこに対する達成感を感じて、だからこそ、佐藤駿くんにも、本当にその演技に対して誇らしく思うということを、みんなで言っていたと思います」


 団体男子フリーの演技を終え、鍵山優真(左)や日下匡力コーチ(右)らに迎えられる佐藤駿=ミラノ(共同)

 ―金を取っていくために、今後どういう強化をしていくのか?

 「金を取っていくためには、われわれがやってきたことというのは、やはりシングルが強いというところを、その強みを生かして、シングルからペアへの転向というのが、まずそれが成功している思います。ここから(これまでと)同じく日本の強みを生かしながら、シングルの高いスケーティング技術を持った選手たちがアイスダンスの中に参入していくことであったり、また非常に若い頃からも、アイスダンスの高いレベルの競技者を増やして、競争を激化させていくことが非常に重要だと思っています」

 ―男子のフリーで最後の順位が決まるという状況だった。その想定はどれくらいしていたか。

 「われわれの中では、もうやるべきことをやるしかない(と思っていた)。 ペアで、結局は他国とのところで順位の差が出てきたところもあったわけですね。そこのところはわれわれとは関係ない。 日下先生とも、6分終わったところで、『構成を上げる』と(言われた)。『駿は諦めてない』。自分たちでやりきる。僕もそれに対して、『それでいいと思う』と(伝えた)。ただやっぱり究極の状態になってきた時こそ、普段と同じようにやるべきだ。もう本当に身体に染み付いた、その感覚を信じて最後やりきること、それをできるようにわれわれはいつも通り、送り出しましょうということを伝えて、(日下)匡力先生との(関係の)中で、あの演技をやり切ってくれたと思います」

 銀メダルを獲得し、表彰式に臨む日本チーム。左からアイスダンスの森田真沙也、吉田唄菜、ペアの木原龍一、三浦璃来、女子の坂本花織、男子の佐藤駿、鍵山優真=ミラノ(共同)
藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。

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