インタビュー

2025.09.30

【独自】平池大人コーチ、友野一希の集大成を見せたい 節目のシーズン、仕切り直し「めげずにやるしかない」 CSネーベルホルン杯

 男子フリー後、撮影に応じる平池大人コーチ=オーベルストドルフ(撮影・吉田学史)

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 【オーベルストドルフ(ドイツ)共同】フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)ネーベルホルン杯第2日は26日、ドイツのオーベルストドルフで行われ、男子でショートプログラム(SP)3位の友野一希(第一住建グループ)はフリーで6位となり、合計234・59点で4位だった。ジャンプでミスが相次いだ、まな弟子の乱調にショックを受けた様子の平池大人コーチは終始、愁いを帯びた表情で振り返った。

 ―友野君の結果の受け止め、いかがですか。

 「う~ん、まあ、ふがいないの一言かな。あの、まあ、あそこまでボロボロな演技っていうのはなかなか。逆を言えばできないと思うし。もうちょっと、こう、何だろう。まとめてほしいというか。まあ、あそこまでほぼ全てのジャンプが、6分間練習の時は調子が良かったんですけど。そのまま持っていけなかったっていうのがやっぱり、何だろうな。クエスチョンなところが僕はあります。もう、完全に精神的な問題しかないんじゃないかなと」

男子フリーを終え、撮影に応じる友野一希(右)と平池大人コーチ=オーベルストドルフ(撮影・吉田学史)
吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

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