インタビュー

2026.08.19

セミファイナル導入や合同世界選手権開催 どうなる?今後のフィギュアスケート【ISU総会リポート①】 

撮影:吉田学史 デザイン:中川浩太朗

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 6月にスペインのテネリフェで開かれた国際スケート連盟「ISU」の総会では、4年に1度の合同世界選手権の開催や、グランプリシリーズ・セミファイナルの実施、賞金倍増などさまざまなことが決まりました。一方で、反対の声が相次いだ大幅なルール改正は見送られました。その裏側には何があったのか、取材をしたジュネーブ支局の吉田学史記者が解説します。

 ※この記事は、7月2日に配信したポッドキャスト【Deep Edge Plus】#70「取材は世界で3メディア  今年のISU総会で決まったことは?」を文字起こしし、その一部を「Deep Edge Plus」で編集しました。

 第1回はこちら。

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4年に1度、スケート種目合同の世界選手権

 ―早速、ISU総会の中身を伺っていきます。キム・ジェヨル会長、ずっといろいろな改革案を推し進めてきましたけれども、実際、今回のこのISU総会で『これはやります』と決まったことは、まずどんなことなんでしょうか。

 吉田「まず、コンバインド(合同)世界選手権というのを、これは史上初めてらしいんですけれども、これをやるということになりました。フィギュアスケート、スピード、ショートトラック、シンクロナイズドという4つですね。すべて2週間以内ぐらいで北京でやると。北京オリンピックで使った会場も使いながらやるという壮大なプランですね」

 ―壮大ですね。

 「これは2028年春ごろという話で、今後は4年に一回という構想らしいんです。28年にやったら、次は32年と、いわゆるオリンピックサイクルの中間年にやるというイメージらしくて。問題は、これは北京ではできるけど、他にどこの都市ができるんだということがありまして。日本でやるとなると、同じ都市でできるのかと。 長野はスピードもフィギュアも(会場が)あるけど、キャパシティ的にどうなのか。1万数千人規模というのは、なかなかないので」

 「最近(世界選手権があった)プラハでも1万5000人(の会場)でした。日本では世界フィギュアで、さいたまスーパーアリーナとかは、あれも1万5000人入りますけど、そういう規模感で言うと、ちょっと日本で4種目すべてやれる、同じ都市でというのが、まあ難しいですよね」

吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

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