インタビュー

2026.07.16

今シーズンのプリンスアイスワールドはレビュー形式 高橋大輔さんがやってみるなら、歌、ダンス、コント...?

@Prince Ice World

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 7月17日~20日に行われるアイスショー「プリンスアイスワールド2026-2027 THE REVUE ON ICE 横浜公演」のスペシャルトークショーが7月4日、開かれた。司会をPIW公式アンバサダーの町田樹さんが務め、ゲストに「かなだい」こと、村元哉中さん、高橋大輔さん組、PIWチームの小林宏一さんが登場。話題は、プリンスアイスワールドの歴史に始まり、アイスダンスの難しさ、かなだいが好きなPIWのプログラムまで語り、会場は大いに盛り上がった。かなだいは今回のショーで新曲を披露することも明らかにした。トークショー後、4人が囲み取材に応じてくれた。

かなだいはどんなパフォーマンス見せたい?

『プリンスアイスワールド2026-2027 THE REVUE ON ICE 横浜公演』トークショーで話す高橋大輔さん=7月4日、東京都内

 ―町田さんは今回、レビューというテーマをお聞きになって、どう感じられましたか。

 町田「私はレビューオンアイスと聞いた時に、そもそも(構成・演出の)菅野(こうめい)さんはミュージカル畑の人で、ミュージカルのいろんな演目を目まぐるしく展開させてこの3年間をやってきましたよね。そのスタイルがレビューとすごく合うんじゃないかと思っていて、楽しみな気持ちになりましたし、(トークの)壇上でもお話しした通り、レビューという形式はフィギュアスケートにおいては、かつてはメジャーなスタイルだったので、華やかな、そういう舞台が氷の上で立ち上げることができれば、プリンスアイスワールドの良さや菅野さんの演出家としての強みもいかせますし、一番フィットするテーマなのかなというふうには聞きました」

 ―かなだいのお二人はレビューの中にご自身パフォーマンスをするということで、どういうパフォーマンスを見せたいでしょうか。また小林さんはチームメンバーとして、これまでとどんな違いを見せたいかを教えてください。

 高橋「そうですね。ちょっと(最近)静かな楽曲が多かった中で、(今回は)テンション感高めのものをやろうかみたいなときに、これは(今回の)プリンスの雰囲気にもすごく合うしっていう思いもあって。プリンスさんの内容は全然わからないんですけど、すごくマッチするんじゃないかなって勝手に思って。今回また新しい作品を滑ることをすごく楽しみだなというふうに思っています」

 村元「新作も、多分みんなが聞いたことがある曲でもあるので。そういった中でちょっとテイストが現代的ではあります。レビューの音楽だったり、ダンスだったりは、それこそフィギュアスケートとすごいマッチする中で、私たちが選んだ曲も多分、スケーターがよく…」

 高橋「うん、超メジャーな楽曲」

 村元「超メジャーな曲なので、そういったところでもいいバランスになるんじゃないかなっていうところがあります。自分たちでも楽しみでもありますし、本当にこの新しい『レビューオンアイス』を見るのが楽しみです」

 小林「ミュージカルの3年間はゲストさんの曲選びも限定されてしまうことも多かったと思います。なので、今年はもうどんな曲でも合うのかなって。ゲストさんもやりやすいと思いますし、僕たちも今までにはないプリンスアイスワールドという形になっていて、残りあと1週間(取材は7月4日)稽古があって、もっともっとブラッシュアップしていって、本番に臨みたいなと思っています」

 ―さっき町田さんはレビューっていうのは歌とかダンスとかお芝居コントなどがあるっておっしゃっていました。町田さんとかなだいのお二人は、その中でどれをやってみたいか。小林さんは今一番挑戦していることっていうのはどんなことかをお伺いしたいです。

 町田「私は音痴なので、歌は絶対にやりたくないです。(一同笑い)。やっぱりそうですね、経験したことのないところで言うと、コント。コントはちょっとやってみたいですね。お笑いステージ」

 高橋「見たいかも」

 村元「今からねじ込めないんですかね?」

 町田「ダンスは、いろいろ挑戦させていただいているので…」

 小林「めちゃくちゃ面白いと思う」

 高橋「絶対面白いと思う」

 (一同笑い)

 町田「プリンスはね、もともと10年くらい前、もうちょっと前かな。八木沼純子さんがヘッドだった時に、割とコントを取り入れてたんですよ。演目にね。そういう伝統もあるので、そういう意味でプリンスとコントっていう相性もいいのではないかなというふうに思っています」

 高橋「コントは無理です」

 (一同笑い)

 高橋「それ以外は全部、一応一回やっているっていうのもあるんですけど。そうですね。歌いながら滑るはやってない。ガチで歌いながら滑るみたいなのはやってないんで、本当に実際できるのかどうかもわかんないですし」

 小林「(小声で)できる、できる、できる」

 高橋「でも、アーティストは踊りながら歌ってるから、そういうのはやってみたいなとは思います。はい!」

 村元「私はダンスかな、やっぱり今までもダンスを本格的に習ったわけでもないんですけど、偽ダンスっていうか(笑)。ちゃんとダンスを習ったことない、陸でのダンスもそうなんですけど、そういったところで、本格的に自分の中で落とし込んでしたことないので、やってみたいなっていうのはあります。スケートと関係なく」

 小林「質問何でしたっけ…」

 ―今一番挑戦してること。

 小林「基本的には一通りやったことがあるんですけども、やっぱり、そうですね…芝居という意味では、コント、今回は結構難しい感じで入っているので、いろいろ小道具とか使うことがすごく多いので、そっちのスケート以外のものも練習していて。そういうところも本番までに間に合うのか、と。できなかった時にどうごまかすではないですけど、どうそこから持っていくのかっていう。幕が開いてしまったら、どうしようもなくなってしまうので、追い込まれていますね」

レビューとストーリー、食べ物に例えると?

『プリンスアイスワールド2026-2027 THE REVUE ON ICE 横浜公演』トークショーで話す村元哉中さん=7月4日、東京都内

 ―歴史があるレビューと、あと最近ではストーリー、氷艶とかもそうだと思うんですけど、ストーリーを見せるっていうものがありますが、それぞれを何かにモノ、食べ物とかに例えると何でしょうか。

 高橋「いいですか?」

 町田「いいですよ」

 高橋「ストーリーあるものはケーキ、かな。緻密、緻密に、温度もそうですし。緻密に作り上げていっている。見た目の華やかさの裏には結構苦労がいるじゃないですか。だからケーキ。レビューはビュッフェみたいな感じですね」

 小林「はぁ~」

 高橋「目で楽しめる。わー!みたいな感じで。はい!」

 町田「答えが出ました」

 小林「出た、もうない、このあとはない(笑)」

 村元「なにもいえない、なにもいえない」

 町田「最善の答えです」

 小林「僕はそう言うと、全部ひっくるめて、シューマイ弁当」

 ―横浜だけに?

 小林「そうです。そうです」

 (一同笑い)

 小林「本当に歴史長いんですよ、シューマイ弁当の。でも、未だに変わらず。シーマイ弁当というのは中身も。それはプリンスでもよく似ているかなと。味は全く落ちずに今でもっていう…。ちょっと弱いですね~」

 (一同笑い)

 町田「いやいやいや、違う角度から…」

 町田「いや僕はない。これ以上を超える答えはない」

山本草太選手の曲を選んだ理由

『プリンスアイスワールド2026-2027 THE REVUE ON ICE 横浜公演』トークショー=7月4日、東京都内

 ―さっきトークショーの中で哉中さんの振り付けのお話があったと思うんですけど、山本草太さんがあの曲を選んだ理由っていうのをお伺いしたくて。

 高橋「理由は…草太くんは結構壮大な、大きいゆっくりな曲をよく見ていて。でもなぜか滑走屋では絶対激しい曲をやってもらいがち、やらせてたっていう言い方がいいのかあれなんですけど、お願いしていて。純粋に。そういうのを試合で見たいな、と。もともとできるのは知っていたので…ちょっと言い方難しいなこれ」

 「でも結構『あっ、こんなに早く動けるんだ』とか、結構衝撃だったんですよ。違和感が全くなかった。だから、試合で見たいなって思いがあったのと『たまたま楽曲どうしましょう~?』って話になって。夜中飲んでる時に、打ち上げの後ですかね、誰かが『大ちゃんに決めてもらえば?』みたいなことを言ったのかな。『え?いいんですか?』みたいな感じになって。『じゃあ、わかったよ』って。まあ飲みの席だったので、まあ、『いいのがあったら言おう』ぐらいだったんですけど、すごい良さそうなのがあって。『どう?』って。哉中ちゃんにどう?ってまず聞かせて」

 村元「『カッコイイ。それでいこう』って言って」

 高橋「若干、滑走屋で見た、なんとも言えないアイドルみたいなかっこよさっていうのかな。なんか草太のK-POPじゃないですけど、ああいうかっこよさがすごい見えたので、それがハマっていくんじゃないかなっていう思いで、楽曲は提供しちゃいました。だからちょっと滑走屋の雰囲気が抜けないんですけど(笑)。そこは(村元が)うまくすてきなものにしてくれてたので」

 村元「すごい振り付け楽しかったです。ふふふ(笑)」

スケーターは夜行性?

『プリンスアイスワールド2026-2027 THE REVUE ON ICE 横浜公演』トークショー=7月4日、東京都内

 ―トークショーの中で夜練、深夜から朝方にかけて練習されているっていうお話があったんですけど、スケーターの皆さん、結構深夜とか朝練とかされているイメージなんですが、どんな時間帯でも元気に動ける秘訣を教えていただけたらと思うのですが…。

 小林「でもこれ、深夜って聞くと『え、そんな時間にやるの?』ってありえないじゃないですか。ありえないんですね、他のエンタメでは、夜中にっていうのは。僕はでも夜中の方が好きで、動くんですよね。 それこそ朝、例えば寝て『じゃあ、6時集合ね』って言われても、最悪だなって。どっちかというと夜中の方が、夜11時から朝方の5時までは、もう体が起きている状態なので、逆に僕は朝の方が苦手かなっていうのはあります。どうしても動かないんですかね、朝は。体動いても頭が寝てるんで…」

  ―じゃあ夜行性?

 小林「完全にそうですね」

 高橋「秘訣はないですね。人がいればいるほど濃くって感じですね。一人はやっぱり難しいですよ、朝一。夜中もやっぱりきついから、人が…」

 村元「そこの現場の雰囲気というか。みんなに会いに行くのが楽しいとか」

 高橋「エネルギーをもらい合うしか、(気分を)上げる方法はない気がしますね」 

 小林「それ、ある、ある。そうかも」

 高橋「どうしてもやらなきゃいけない時は、もうこれが意味あるんだろうかと思いながら、動かないじゃないですか。でも動くことが大事だって、言い聞かせて」

 小林「普通の練習で8時からは多分動かないですけど、やっぱり本番の足鳴らし、みんなでバーンって集まったら、結構体が動くし、調子も良いみたいなこともありますよね」

  ―互いに刺激を与えあったり。

 町田「それしかないですよね。競技者もそうじゃないですか、練習って苦しいからいやだけど。でもライバルがやっているとやらざるを得ないし、切磋琢磨の環境をいかに作るかだと思いますね。僕はあまりこのお三方に比べたら、深夜とか朝っていうのは経験ないと思うんですけど、大阪自体、朝5時半かな?毎日5時半、6時朝練やってましたね、臨海で。暗いです。深夜はほぼなかったですが。終わってさんさんたる、朝日を浴びるのも気持ち良くないですか?僕は経験ないけど」

 高橋「気持ちいい。暗いと本当にいやだ。へこむよね」

 小林「いや、逆だ」

 町田「普通、夜練あって調子悪くて。暗くてどんより帰るみたいな」

 小林「暗いままちょっとご飯行って、外出てみたら明るいっていうのは、すっごくテンション下がる。なんか、あれっ!?みたいな」

公演概要

■プリンスアイスワールド2026-2027 THE REVUE ON ICE 横浜公演
【公演名】 プリンスアイスワールド2026-2027 THE REVUE ON ICE 横浜公演
【会 場】 KOSÉ新横浜スケートセンター(所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜2-11)
【日 程】 2026年7月17日(金)~20日8月・祝)※4日間8公演
【時 間】 1回目11:30~14:00 / 2回目 16:00~18:30(開場は開演1時間前)
      ※7月17日(金)2回目はレイトショーのため 18:00~20:30
【構成・演出】 菅野こうめい
【出演者】 プリンスアイスワールドチーム
      ゲストスケーター
        全日程:荒川静香、鍵山優真、村元哉中&高橋大輔、織田信成、樋口新葉
        7/17・18:佐藤駿、中井亜美、山本草太
        7/19・20:三浦佳生、中田璃士、青木祐奈
        ※その他決まり次第発表
【チケット発売スケジュール】
 PIW友の会最速先行:終了
 SEIBU PRINCE CLUB会員先行・横浜市民割先行・プレイガイド先行:終了
 一般発売:5月25日(月)12:00より
【特設サイト】https://www.piw-official.com/yokohama
【公式SNS】X・Instagram・YouTube:@princeiceworld / TikTok:@piw_bm
【主 催】 西武メディア・コミュニケーションズ / テレビ神奈川
【後 援】 公益財団法人 日本スケート連盟、横浜市、神奈川新聞社、FMヨコハマ、文化放送
【企画・制作】西武メディア・コミュニケーションズ / tvkコミュニケーションズ

前山 千尋

この記事を書いた人

前山 千尋 (まえやま・ちひろ)

デジタルコンテンツ部記者。2007年入社。青森、京都支局を経て、文化部で美術や建築、教育、ジェンダー問題などを担当してきた。山梨県出身。

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