インタビュー

2026.11.06

浦松千聖はなぜ新種目「シンクロ9」に挑戦するのか 女子シングル引退、復帰、アイスダンス経て新たな道へ

デザイン:山田紗英子

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 フランス・アルプス地域が舞台となる2030年冬季オリンピックのフィギュアスケート新種目「シンクロ9」に挑戦する浦松千聖(24)=中京大=が、共同通信のフィギュア専門サイト「Deep Edge Plus」のインタビューに応じた。「シンクロ9」でのオリンピック出場を最大の目標としつつ、全日本選手権出場の経験があるアイスダンスは新パートナーを探していく考えを表明。充実の表情で自身の過去、現在、そして未来を語ってくれた。(取材・撮影:井上将志 デザイン:山田紗英子)

深夜から早朝まで練習も

 ―「クリス・リード杯」に出場した感想と、シンクロ9に挑戦するということで、その辺りの経緯をお伺いできたらと思っています。まず、今大会に出場した目的は。

 「アイスダンスで(田村篤彦とのコンビを)解散し、パートナーを探しながらやっていたんですが、8月ぐらいまでに見つからなかったら、今シーズンはソロダンスをやろうと元々決めてやっていました。(今大会は)そのうちの貴重な1試合ということで頑張ったんですが、ちょっとシンクロの方が忙し過ぎて…。最近、深夜の練習が4日続いていて、1週間半ぐらい、この大会に向けた練習ができていない状態でした。結構『大丈夫かな』って感じだったんですけど、意外と緊張がその分なくて、楽しく滑ることができました」

 ―アイスダンスもパートナーが見つかれば、という構えで続けていくのでしょうか。

 「そうですね。来シーズンまでにできれば見つけて、来シーズンは絶対に全日本選手権に出たいな、というのはあります。シンクロと並行しながら、やっていきたいなと思っています」

 ―中京大のウエアを着ていますが、大学は去年卒業されていますよね。

 「卒業しています。中京大、そのまま所属で、いつでも中京大のリンクは使わせてもらえる、という感じです」

 ―男子の山本草太選手のような感じで、卒業はしているけれど所属は中京大で、ということでしょうか。環境的には恵まれていますね。

井上 将志

この記事を書いた人

井上 将志 (いのうえ・まさし)

2003年共同通信入社。名古屋でプロ野球中日、フィギュアスケート、本社運動部でフィギュア、体操、東京五輪組織委員会を中心に担当。五輪は10年バンクーバーから夏冬計7大会を取材した。ジュネーブ支局時代は欧州を中心に世界各地をカバー。東京都出身。

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