フィギュアスケートの元世界王者、高橋大輔さん(39)が映画初出演を果たした話題作「蔵のある街」が22日、全国公開を迎えた。東京都内での舞台あいさつに出席し、平松恵美子監督(58)やダブル主演の山時聡真さん(20)と中島瑠菜さん(18)、前野朋哉さん(39)とともに登壇。出身地・岡山県倉敷市にある美観地区が舞台となった作品をPRした。
山時さんや中島さん演じる幼なじみの高校生3人が、自閉症の兄のために「小高い山から花火を打ち上げる」との約束を守ろうと奮闘する物語。高橋さんは温かい目で3人を支える美術館の学芸員、古城緑郎役を熱演した。
「この映画に出会ったことで、これからも、どんどん新しいものにつながっていくんだなって、撮影をさせていただく中で、すごく感じておりました」と語り、俳優業での自らの可能性を感じている様子。同郷で年齢も同じ前野さんとのエピソードも披露しつつ、再びの映画出演へ「頭の中で『出たいな』は、めちゃくちゃありますね」と意欲を示した。
最後は「思いだったりとか、本当に大事なものって何かというのを、この映画を見て僕もすごく感じて。これから過ごしていく中で、大切なことをじっくり時間をかけてもいいので、どんどんいろんなことを見つけていけたらなと思いますし、皆さんもこの映画を通して、すてきなことをたくさん見つけていっていただけたらなと思います」と締めくくった。

公開記念インタビュー
映画初出演を果たした高橋大輔さんが、ダブル主演で作品を彩った山時聡真さん、中島瑠菜さんとともに応じた特別インタビューはこちら↓
※出演者3人(山時聡真さん、中島瑠菜さん、高橋大輔さん)のサインと高橋大輔さんのみのサインを年額会員限定で計2名様にプレゼントいたします。締め切りは8月31日(日)。応募フォームはインタビューの最後にあります。