フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)ロンバルディア杯を制した女子の住吉(すみよし)りをん(オリエンタルバイオ・明大)が15日、羽田空港に帰国し、来年2月に控えるミラノ・コルティナ冬季五輪の代表争いへ「(同じ)イタリアで優勝してシーズンを始められて、すごくいいスタートダッシュになった」と手応えを口にした。
世界女王のアリサ・リュウ(米国)らを抑えて国際スケート連盟(ISU)の大会を初制覇。「まだ点数が伸びる余地はある」と、10月からのグランプリ(GP)シリーズを見据えた。
シニアの国際大会デビュー戦で2位に入った17歳の中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)は「思っていた順位よりも上でびっくり。ここがスタート」と喜びを語った。