【北京共同】フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季オリンピック最終予選は19日、北京で開幕。ウクライナ侵攻に伴って除外されてきたロシアとベラルーシが約3年半ぶりに国際大会に復帰し、女子ショートプログラム(SP)はロシア出身で「個人の中立選手(AIN)」として出場のアデリア・ペトロシャンが68・72点をマークした。
女子で注目のペトロシャンがシニアの国際大会デビューを果たし、除外が続いてきたロシアが表舞台に復帰した。3回転ルッツで回転がわずかに足りなかった以外にミスはなかった一方、3項目で表現力を評価する演技点は10点満点で8点前後と伸び悩んだ。