【オーベルストドルフ(ドイツ)共同】フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)ネーベルホルン杯に出場する日本勢が開幕前日の24日、ドイツのオーベルストドルフで公式練習後に取材に応じ、女子で昨季世界選手権3位の千葉百音(ちば・もね)(木下グループ)は「エンジンの燃料として緊張をどう使うかが大事。抜かりなくやりたい」と言葉に力を込めた。
練習で2連続3回転ジャンプを何度も決めた千葉は、今月上旬の木下グループ杯に続くCS2連勝を目指す。吉田陽菜(よしだ・はな)(木下アカデミー)はフリーの演目を2季前の鶴をイメージした曲に戻し「一回一回、気持ちを込めて滑りたい」と語った。
ペアで世界選手権覇者の三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)はミラノ・コルティナ冬季五輪シーズンの国際大会初戦だった木下グループ杯で優勝。木原は「木下杯の自分たちを超えることを目標にしたい」と宣言し、三浦は「リフトのレベルをきちんと取っていきたい」と話した。男子の友野一希(ともの・かずき)(第一住建グループ)壷井達也(つぼい・たつや)(シスメックス)も調整した。
25日は男子、ペア、女子のショートプログラム(SP)が行われる。