【オーベルストドルフ(ドイツ)共同】フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)ネーベルホルン杯でペア2位だった三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)がフリーから一夜明けた27日、ドイツのオーベルストドルフで取材に応じ、木原は「リフトの(レベルの)取りこぼしがもったいなかった」と反省点を挙げた。
次戦は10月中旬のグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会。課題のスロー3回転ループは試合会場での練習から力を入れる考えを示した。ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選で長岡柚奈(ながおか・ゆな)、森口澄士(もりぐち・すみただ)組(木下アカデミー)が日本に二つ目の出場枠をもたらしたことを、三浦は「本当に感慨深い」と喜んだ。
男子4位の友野一希(ともの・かずき)(第一住建グループ)は「(課題は)本当にジャンプだけ。磨きをかけていく」と語り、8位だった壷井達也(つぼい・たつや)(シスメックス)は「一日一日、やり切る練習を積み重ねたい」と前を向いた。
三浦、木原組や女子2位の千葉百音(ちば・もね)(木下グループ)、友野はエキシビションで華麗に舞った。