【アンジェ(フランス)共同】フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪シーズン本格化を告げるグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス大会は17日、アンジェで開幕し、女子ショートプログラム(SP)は17歳でGPデビュー戦の中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功して今季世界最高の78・00点で首位に立った。
今季限りで引退する前世界女王の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)が76・20点で2位、住吉(すみよし)りをん(オリエンタルバイオ・明大)は71・03点で4位につけた。3位はイザボー・レビト(米国)。ペアSPは昨季世界選手権覇者の三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)が79・44点でトップとなった。
男子の三浦佳生(みうら・かお)(オリエンタルバイオ・明大)と壷井達也(つぼい・たつや)(シスメックス)、世界選手権王者のイリア・マリニン(米国)は18日(日本時間19日)のSPへ調整した。
GPシリーズの総合成績上位6人、6組が12月に名古屋で開催されるファイナルに進出する。