【アンジェ(フランス)共同】フィギュアスケート女子で17歳の中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)が19日、グランプリ(GP)シリーズ開幕戦、フランス大会でのGP初出場優勝から一夜明けてアンジェで取材に応じ、祝福メッセージでスマートフォンの通知が鳴りやまない状況に「それぐらい有名になっているんだ」と実感を口にした。
次戦は2週間後の第3戦スケートカナダ。「この結果をプレッシャーではなく、ファイナル(12月・名古屋)に一歩進んだと捉えてやっていきたい」と気持ちを新たにした。2位の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)は「悔しさはあるが修正点が見えている」と話し、3位の住吉(すみよし)りをん(オリエンタルバイオ・明大)は「勝っていくには4回転トーループを決めることが条件」と気合を入れ直した。
ペアの三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)はGP通算5勝目でファイナルに前進。三浦は「取りこぼしが多かった。まだまだ伸びしろがある」と研さんを誓った。