フィギュアスケート女子で22歳の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)が2日までに自身の交流サイト(SNS)で現役続行を表明した。2025年12月の全日本選手権は18位に終わり、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表から落選。「4年後のリベンジを目指し、競技活動を継続します」とつづり、2030年にフランス・アルプス地域で開催されるオリンピックに向けて意欲を示した。
今季はグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス大会で3位に入ったが、第6戦のフィンランディア杯は7位でGPファイナルに進出できなかった。3枠の代表争いで一発逆転を狙った全日本選手権も振るわず「できる準備は全てやってきて、コンディションも今までで一番くらいだったので、悔やむ部分が見つからず、少し時間がかかりました。今は結果を受け止め、消化し、考えて、自分の気持ちが固まりました」と決断に至った経緯を説明した。
2025年2月に、父親ががんで死去したことも公表。今季のショートプログラム(SP)「アルバ・ララバイ」に込めた思いをこう明かした。
「父は、いつも『りをんが楽しく滑れればそれでいいよ』と言ってくれていた、本当に優しい人でした。経済的な面はもちろんのこと、生活や精神面、父のさまざまなサポートがあったからこそ、私が大好きなスケートにここまで打ち込むことができました」
「私は父に対して反抗期が長く、その後もなんとなく元の通りに話すのは照れくさくなってしまい、最期まできちんと感謝を伝えることができませんでした。その悔しさや心残りを持ち続けていたときに、ちょうど振り付けの時期が来ました。ミーシャ(・ジーさん)が振り付けの際に私の状況と思いを理解して、私の父への感謝をこのショートプログラムに込めてくれました」
「特に冒頭では、父と手を取り合い、一緒に歩く様を演じています。ミーシャには、特別な気持ちを振付として作り上げていただけたこと、感謝しています。自分の心が落ち着くまで、メディアなどに話すことはしていませんでしたが、この場でお話しさせていただきました。このプログラムをオリンピックで滑る姿を父に贈ることを目指していたので、悔しさでいっぱいです。しかしここで諦めず、4年後にオリピックの舞台で、支えてくださる方々への想いをのせて滑れるよう、まだまだ頑張っていきます!」












