連載

2025.10.03

オリンピックへの準備良い兆候 ツイストリフト「レベル3」の裏側 日本の若いチーム育成にも意欲 【名将ブルーノの目・第2回ネーベルホルン杯】

ネーベルホルン杯ペアSPの演技を終え、撮影に応じる(左から)木原龍一、三浦璃来、ブルーノ・マルコット・コーチ=オーベルストドルフ(撮影・吉田学史)

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 フィギュアスケートのペアで世界選手権覇者としてミラノ・コルティナ冬季オリンピックのシーズンを迎えた三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)。メインコーチのブルーノ・マルコット氏のインタビュー連載の第2回はドイツのオーベルストドルフで行われたチャレンジャー・シリーズ(CS)ネーベルホルン杯を取り上げます。ショートプログラム(SP)とフリーの合計221・03点で2位。世界選手権2位のミネルバファビエンヌ・ハゼ、ニキータ・ボロディン組(ドイツ)に0・35点差で、SP2位からの逆転優勝を許した激戦を振り返りつつ、今後に向けた戦略や心理学者的な指導の背景、教え子だったペアへの温かい言葉もありました。

 ※フリー演技後のりくりゅうの取材が終わったのは午前0時過ぎ。早朝に出発を控えた「名将ブルーノ」は約束通り、午前0時半ごろからホテルのエントランスを出るとすぐのベンチに座り、真っ暗闇の中で熱いトークが始まりました。(聞き手・吉田学史)

ネーベルホルン杯ペアの表彰式を終え、撮影に応じる三浦璃来(中央)、木原龍一組とブルーノ・マルコット・コーチ(右)=オーベルストドルフ(撮影・吉田学史)
吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

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