フィギュアスケートのペアで昨季世界選手権覇者の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が7月24日、練習拠点を置くカナダのオークビルで共同通信などの取材に応じた。ミラノ・コルティナ冬季オリンピックを見据え、約2時間半以上に及ぶ氷上練習では昨季に続いて英人気バンド、ローリング・ストーンズの「Paint It Black」で滑るショートプログラム(SP)と非公表のフリーを披露した。ウオーミングアップから氷上練習後の筋力トレーニングまで「りくりゅう」のルーティンを伝えるルポとインタビューを合わせ、2回続きで詳報する。【ルポ&インタビュー・2回続きの(下)】
―三浦さんは2度目のオリピックを目指し、木原さんは4度目。オリンピック半年前の思いは。
木原「オリンピックシーズンだからといって、何か特別なことはするつもりはないんですけど、いつも通り一つ一つ準備していきたいかなっていうふうに思いますし、やっぱりシーズンが始まると、どのシーズンでもあっという間なので、またいつものように、気付いたらオリンピックになっているのかなっていうのは感じています」
三浦「そうですね。本当にオリンピックを特別視せずに、それまでの試合と同じような感覚で、オリンピックまで試合もたくさんあるので、一つ一つ集中して取り組んでいきたいなっていうふうに思います」

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