ある男の言葉に、思わず「かっこいいな」とつぶやいてしまった。4月末。モスクワでの出来事だ。「きれいにスケート人生を終えられないかもしれないが、できるところまでやってみようかな。今より落ちるかもしれないが、勝負してみたい。自分の可能性を信じてみたい」
言葉の主は、フィギュアスケートの高橋大輔(関大大学院)。2連覇を狙ったロシアでの世界選手権で5位に終わり、去就が注目される中での発言だった。(共同通信=井上将志)
※このコラムは2011年5月にWeb向けに配信されたものです。

あわせて読みたい

「『氷艶』はライフワーク」と尾上菊之丞さん スケート靴を履く日本舞踊の家元が語るその魅力とは?【インタビュー前編】
連載
NEW
2025.08.17


閉鎖危機から復活した背景に行政の異例判断 オーヴィジョンアイスアリーナ福岡の舞台裏
2025.06.09

憧れのアイスダンスに挑戦 島田高志郎、将来見据えて転向
2025.05.13

元王者と共演、成長転機に 大久保政宗「学ぶこと多く、夢のような時間」
2025.04.30
