今シーズン限りで現役を引退する樋口新葉(ノエビア)がありのままの思いをつづる「新葉のことば」。第5回は渾身の演技を見せたキャリア最後の全日本選手権(19~21日・東京・国立代々木競技場)やこれまでの競技生活を振り返り、セカンドキャリアへの展望もお届けします。
全日本選手権はSPもフリーも練習以上のことができました。本当に最後の全日本だと思って臨んだ試合だったので、悔いの残らないように滑りたいっていう気持ちが強かったです。終わってみて、楽しかったですね。
全日本は毎年緊張します。今年も緊張はしたんですけど、いつもは結果を残すことに対しての緊張が大きかったんです。ただ、今年は本当にやり切れるかなっていう緊張が大きかったので。右足の痛みもあって滑り切れるか分かりませんでした。やっぱり結果よりも、やり切れたことがめちゃくちゃうれしかったです。そういう試合はなかなかありません。振り返ってみて楽しんで滑れたなって思う試合は、本当に昨シーズンの世界選手権ぐらい。その世界選手権で感じた「やり切った」「楽しかった」みたいな気持ちをもう一回今シーズンできるといいなと思ってずっとやってきていて、それが全日本で出せたのがうれしかったです。
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