千葉百音、オリンピックシーズンへ「一球入魂」 浜田先生からの助言は「強い人が選ばれる」(囲み取材コメント全文)

練習公開後、取材に応じる女子の千葉百音=京都府宇治市

 フィギュアスケートの木下アカデミーが18日、拠点の京都府宇治市で氷上練習を公開し、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表入りを目指す世界選手権女子3位の千葉百音が囲み取材に応じた。

 千葉のコメント全文は次の通り。

 ―オリンピックシーズンに入る。どんな心境で練習をしていますか。
 「去年までできることはやって、もうすぐシーズンの入り口に入ろうとしているが、またゼロというか、同じスタート地点に立った状態からの戦いというか、何だろう、同じスタート地点からまたよーいドンでオリンピック目指して頑張る感じだと思うので、とにかく今自分が磨ける、伸ばせるところを全部見つけて伸ばしていく思いで練習をやっています」

 ―新シーズンのショートプログラムについて教えてください。
 「ショートプログラムはギヨーム・シゼロンさん振り付けの『さくら』という曲名です。琴の『さくらさくら』をオーケストラバージョンにした曲なので、手先の表現とか少し和で、古い感じ、日本舞踊みたいないにしえの美みたいなところもありながら、コンテンポラリーのような独創的な動きもある、独特なプログラム、世界観になっているので、そこをしっかりと表現できたらなと思います」

世界選手権のエキシビションで演技する千葉百音=ボストン(共同)
三村 舞

この記事を書いた人

三村 舞 (みむら・まい)

2021年共同通信入社。大津支局で滋賀県警、司法を担当し、23年5月から大阪支社運動部でフィギュアスケート、サッカーのG大阪を中心に担当。小学生時代、浅田真央さんが優勝するとファンの祖母がアイスを買ってくれた。神奈川県出身。