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2025.08.08

愛称いくこう、目指すアイスダンサー像は? 二刀流の櫛田育良、増量の島田高志郎が覚悟 「自分たちの色、できそうな雰囲気あるかな」

櫛田・島田組練習公開 櫛田 育良 島田 高志郎

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 フィギュアスケートのアイスダンスで愛称「いくこう」こと櫛田育良(木下アカデミー)島田高志郎(木下グループ)組が8日、拠点とする京都府宇治市の木下アカデミー京都アイスアリーナで報道陣に練習を公開し、取材に応じた。1月に本格的なトレーニングを始めてから約7カ月。島田は肉体改造でシングル時代に60キロだった体重が67キロに増えた。練習では力強いリフトも披露し、5月のカップル結成発表の時には明言しなかった今季からの試合出場へ覚悟を示した。

 櫛田、島田組のコメント全文は次の通り。

 ―愛称も決まりましたが、改めてその紹介を。また、今後への意気込みを教えてください。

 島田 「自分たちはこれから『いくこう』として…イントネーションは(語尾を上げたり、下げたりしながら、最後は平らに)『いくこう』ですね。今シーズンから試合にまず出場することを目指して今、毎日練習しています。そして、全日本選手権だったり、日々頑張っていれば何かにつながっていくと思いますので、地道に自分たちの世界観をつくり上げて、頑張っていきたいと思っています」

 櫛田「今シーズンまずは、全日本でできるだけ高い点数を取れることを目標に頑張っていきたいと思います」

櫛田 育良 島田 高志郎

  ―今年、リズムダンス(RD)の振付師とテーマは。

 櫛田「RDはキャシー・リードさん振り付けで、曲は…」

 島田「『SM TRAX』の『Got The Groove』と…」

 櫛田「『Show Me Something Special』です」

 島田「です(笑)。曖昧ですみません(笑)」

 ―RDはどんなことを表現したいと思っていますか。

 島田「キャシー先生から今回、自分たちでそのハウスミュージック、いわゆるヒップホップとかいろんなそのジャンルを、課題がある中でハウスミュージックというか、グルーブ感を感じられる選曲をしていただいたので。何だろうな、もうお客さんが立ち上がって踊っちゃうような、一緒にノリノリになってしまうようなリズム感だったり、雰囲気づくりを目指していきたいなと自分は考えています」

 櫛田「私もです(笑)」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。

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