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2025.09.27

りくりゅう、後半課題も安定して140点台は成長 ブルーノ・コーチと話し合い、次は新しい練習を 「夜遅くまでありがとうございます」と気遣いも 【ネーベルホルン杯ペア・フリー】 

 ペア・フリーを終え、撮影に応じる三浦璃来(右)、木原龍一組=オーベルストドルフ(撮影・吉田学史)

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 【オーベルストドルフ(ドイツ)共同】フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)ネーベルホルン杯第2日は26日、ドイツのオーベルストドルフで行われ、ペアは昨季の世界選手権覇者でショートプログラム(SP)首位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がフリーで2位となり、合計221・03点で2位となった。
 SP2位から逆転優勝した世界選手権2位のミネルバファビエンヌ・ハゼ、ニキータ・ボロディン組(ドイツ)に0・35点及ばなかった。 
 CSはグランプリ(GP)シリーズに次ぐ格付けの大会。

 三浦、木原組の演技詳細とコメント全文は次の通り。

 【上位3組による記者会見】
 ※英語の質問に2人は日本語で応じた。英語が苦手という通訳の担当者が日本語をドイツ語に訳し、語学堪能な司会者がドイツ語を英語に訳す異例の形式。

 ―演技を振り返って。

 三浦「この2人のチームでネーベルホルンに来るのは初めて。私にとっては人生2回目。山がきれいですごくすてきなところ。今日のプログラムは失敗はあったんですけど、140点を超えられたことは本当に良かったと思います」

 ―グラディエーターをフリーで使う理由は。

 木原「もともとグラディエーターは使いたかった曲。曲がすごく壮大な感じがかっこよくて、もともと使いたかったんですけど。コーチや振付師の方から雰囲気が少し合っていないんじゃないかと言われていたので。使う決断ができなかったんですけど、今年どうしても使いたい思いがあったので使用させていただきました」

 ―次の大会と今大会から得たもの。

 木原「前回の試合で二つ目のリフトのレベルを取れていなかったので。今回はすごく気をつけたんです。二つ目は取れたんですけど、今度は三つ目が取れなかったので(笑)。次の試合では三つ目のレベルを取っていきたいと思います」

表彰式で撮影に応じる2位の三浦璃来、木原龍一組(左)。中央は優勝したミネルバファビエンヌ・ハゼ、ニキータ・ボロディン組=オーベルストドルフ(撮影・吉田学史)
吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

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