フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は6日、名古屋市のIGアリーナで行われ、女子はショートプログラム(SP)3位だった初出場の17歳、中井亜美(TOKIOインカラミ)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功したフリーで2位となり、合計220・89点で2位に入った。渡辺倫果(三和建装・法大)は6位だった。
中井、渡辺を指導する中庭健介コーチのコメント全文は次の通り。
【テレビ囲み】
―今日は2人終えてどうでしたか。
「そうですね。率直に言えばほっとしたというのが素直な感想です」
―渡辺倫果選手は今日はいかがでしたか。
「彼女が『爪痕を残してくる』って、言い切った。その分、ちゃんと爪痕を残せる演技だったと思います」
―練習から追い込んでいる様子が印象的でした。先生から見てはいかがでしたか。
「繰り返し今シーズン言っていますけど、今シーズンの彼女はとにかく過去最高の状態を長い期間ちゃんとキープをして、要所要所でしっかりピークを持っていく。そこをちゃんとやった結果が、この舞台に立てている。確かに思うような評価がされなくて悔しい思いをしたと彼女は思っているんですけども、やっぱり僕自身、一番そばで見てきて、今の渡辺倫果がやっぱり最高ですね」
―中井亜美選手は自身がすごい驚いてはいるのかなと思うんですけど、先生はいかがですか。
「いや、もうびっくりして(笑)。この舞台に立てることだけでももう大成功で、その中でまさか表彰台に立つことができるなんて、びっくりを超えて、ほんと夢みたいな、夢見心地ですね」











