住吉りをん、来季SPはマキシムのピアノ曲「Alba Lullaby」 振付師はミーシャ・ジーさん フリーはシェイリン・ボーンさん振り付け

 取材に応じるフィギュアスケート女子の住吉りをん=15日、東京都内

 フィギュアスケート女子の住吉(すみよし)りをん(オリエンタルバイオ・明大)が15日、東京都内で共同通信の取材に応じ、ミラノ・コルティナ冬季五輪代表を目指す来季のショートプログラム(SP)はマキシム演奏のピアノ曲「アルバ・ララバイ」で滑ると明らかにした。振付師はミーシャ・ジーさんで「大事な人に感謝を伝える演目にしたい」と抱負を語った。

 フリーは「エバーラスティング・ライト」など3曲を使用し、シェイリン・ボーンさんが振り付けた。日本女子の五輪枠は3。2023年のグランプリ(GP)シリーズで成功した4回転トーループの精度向上に意欲を示し「実力が拮抗(きっこう)し、誰しもにチャンスがある。つかみ取れるように一日一日を大切に積み重ねていきたい」と話した。
 21歳の住吉はGPシリーズで5度表彰台に上がり、今年1月の世界ユニバーシティー冬季大会で金メダルを獲得した。