フィギュアスケート漫画「メダリスト」の著者、つるまいかださんがグランプリ(GP)ファイナル(12月4~6日・名古屋市IGアリーナ)開催を盛り上げるため、ポスターを書き下ろした。つるまいかださんは「(結束)いのりと(明浦路)司たちが日々の練習を積み重ねているこの名古屋で開催です!是非名古屋にお越しください!」などとコメントした。
愛知県はGPファイナル開催を地域の活性化につなげるため、県や名古屋市、地元関係団体などで構成する支援委員会を設立。機運醸成の一環として、愛知県出身のつるまいかださんにデザインを依頼し、ポスターを制作した。「メダリスト」とのコラボレーションポスターは今後、県内の高校や大学、スケートリンクなどに掲出される。

つるまいかださんのメッセージ(原文ママ)
現実のフィギュアスケートの大会のポスターを描くのは
担当編集さんと一緒に思い描いていた「メダリスト」の一つの大きな夢でした。
その夢が叶うことができてとても嬉しいです。恐れ多く、光栄に思います。
ありがとうございます!
GPファイナルはフィギュアスケート最前線に立つ選手の皆さんが競い合う、
とても大きくて重要な世界大会です。
2025年の開催場所は日本!
いのりと司たちが日々の練習を積み重ねているこの名古屋で開催です!
是非名古屋にお越しください! みんなで一緒に選手の皆さんを応援しましょう!
つるまいかだ

1995~1996年シーズンにスタートしたGPファイナルは日本で過去5度開催。浅田真央さんが初出場優勝して注目を集めた2005年のほか、2000年や2009年は東京、2013年は福岡が会場となった。名古屋は2017年に続いて2度目となる。
昨季はフランスのグルノーブルで行われ、男子で鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が2位、佐藤駿(エームサービス・明大)が3位、女子で千葉百音(木下グループ)が2位、坂本花織(シスメックス)が3位、ペアで三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が2位となった。
今季は来年2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックの前哨戦で、GPシリーズで男子と女子の上位6人、ペアとアイスダンスの上位6組が出場。日本スケート連盟のオリンピック代表選考基準でファイナルの成績が対象になっている。
ジュニアGPファイナルも同時開催し、女子で島田麻央(木下グループ)に4連覇の期待がかかる。